通りすがりケアマネさん
訪問介護をしたとウソの請求で3700万円不正に受け取る 福岡市が指定取り消しと返還請求 訪問介護をしたとウソの記録を作成して、約3700万円の介護保険の給付費を不正に受け取っていたとして、福岡市の事業所が指定取り消しの処分を受けました。 処分を受けたのは、福岡市南区にある訪問介護事業者、エクス・ライフが運営するケアセンターつるのさとです。 福岡市によりますと、2020年5月から2022年11月までの間、エクス・ライフが運営する老人ホームの入居者15人、延べ287人に対し、訪問介護をしたというウソの記録を作り、介護保険給付費、約3700万円を不正に受け取っていました。 老人ホームの職員によるトイレの誘導や見守りなど簡易な援助を、入浴や食事などの身体介護と装っていたということです。 2022年12月に匿名の情報提供があり、福岡市が立ち入り調査に入っていました。 エクス・ライフの代表は「不正の認識はあった。職員が退職するなどして訪問介護事業所からのサービス提供は困難だった」と話しているということです。 福岡市は10日付で追加徴収金と合わせて約4500万円の返還請求をするとともに、ケアセンターつるのさとの介護保険事業所としての指定を取り消すことを決めました。 1か月半後を指定取り消し日として、その間に訪問介護の利用者およそ60人を、ほかの事業所に引き継ぐよう求めています。 https://news.yahoo.co.jp/articles/4e4cb03ce5c3158f998ade26114ad64450811280