介護施設が3600万円の不正介護報酬を受給 – ケアマネージャー不在で虚偽の請求

記事のポイント

  1. 石川県の介護施設が不正に介護報酬を受け取り、行政処分を受ける。
  2. 施設はケアマネージャーを配置せず、必要な手続きを怠って不正受給を行った。
  3. 行政処分として、新規入所者の受け入れ停止と介護報酬の3割減額が課せられた。

石川県志賀町にある介護施設が、ケアマネージャーを配置せずに介護報酬を不正に受け取り、行政処分を受けました。不正受給の詳細によれば、運営元である医療法人がケアマネージャーを配置せず、必要な手続きを怠り、虚偽の書類を提出していたことが明らかになりました。

医療法人は指示命令の伝達に問題があったと主張しており、正当な減額請求が行われなかったと説明しています。行政処分の一環として、施設に対して新規入所者の受け入れ停止と介護報酬の3割減額が課せられました。

記事出典

Yahoo!ニュースより

介護医療院が介護報酬約3600万円を不正受給 県は新規利用者の受け入れ停止と介護報酬を3割減額する処分 石川・志賀町(MRO北陸放送) - Yahoo!ニュース
石川県志賀町の介護施設が今年3月までの半年間、介護報酬約3600万円を不正に受給していたとして、県は施設に対し新規利用者の受け入れ停止と介護報酬を3割減額する行政処分を行いました。介護報酬の不正受給

Yahoo!ニュースより

3600万円の介護報酬を不正受給 ケアマネ不在のまま虚偽の書類提出 運営する医療法人は「指示命令がうまくいかず」新規入所者の受け入れ停止などの行政処分(SBC信越放送) - Yahoo!ニュース
先日、長野市の放課後等デイサービスの不正受給問題をお伝えしましたが、また、福祉の分野での不正が発覚しました。 長野市の医療法人が運営する施設が、介護報酬およそ3600万円を不正受給していたとして、行

編集部より

いえケア編集部
いえケア編集部

いま、確実に介護人材の確保は困難になっています。今回不正受給が行われた介護医療院は、配置基準としてケアマネジャーを配置していなければいけませんでした。しかし、ケアマネジャーの急な退職があり、補充するための採用が間に合わず、本来必要なケアマネジャー不在による減額手続きをしていなかったとコメントしています。

手続きを怠ったことは施設側の過失ですが、採用が困難なことも事実。採用ができない状況が続けば大いに施設運営に影響します。介護職だけでなく、ケアマネも含めて、介護に人材が集まる状況が作れなければ、運営を維持できない施設も増えていくのかもしれません。

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